昨今、当協議会、紀州うめどりの誤認識の情報が一部の方より流布されていると多数報告を受けております。
当協議会は、和歌山県と紀州うめどりの発展について協議する団体であり、生産販売等の事業活動は一切行っておりません。
また、当協議会会員は、2019年に餓死事件でメディアで報じられた有田養鶏農業協同組合とはまったくの別法人で、当該事件の関係者は在籍しておりません。
和歌山県養鶏研究所とともに開発した紀州うめどりの元となる「紀州梅そだち」は、飼料に添加することで免疫力が向上して育成中の死亡率が低下することが確認されており、本来、鶏の健康を増進する動物福祉の観点でも優れた飼料です。
当時の養鶏場である有田養鶏農業協同組合の経営者が引き起こしたもので、当協議会といたしましても鶏に苦痛を与え凄惨な結果を招いた身勝手な行為に強い憤りを感じ、同法人と関係者は許し難いものと考えております。
今日に至るまで『紀州うめどり』の生産再開を待ち望んでくださった多くの皆様のご声援のもと、当協議会は和歌山県畜産課とともに新しいメンバーで再出発しています。
動物の命に尊厳を持ち、より良い環境づくりに尽力する所存でございます。